おはようございます。

今回は、建築（設計・工務・大工さん）を志す若者に対する、エバーフィールドの考え方をお伝えします。

最近、建築に携わる若者　特に２０代の大工さんの減少が社会問題になるほど深刻なことを皆さんご存知ですか？？

このままでは、どんなに良い材料・製品が出ても、どんなに良い図面が書けても、・・・・作る人がいなくなったらどうなるでしょう？？？

結果は見えていますよね・・・・・

そこで、エバーフィールドの方針を。

・設　計　（デザイン・プランニング・見積もり）

お客様の夢を初めに聞くことが出来る仕事です。

エバーフィールドでは初めに、予算を考えず　お客様の夢のプランをお書きします。（もちろん敷地に入る範囲です。）

なんで・・・予算を考えず・・・それは、自分の夢のプランがいったいどの位の金額するのか知っていただきたいからです。※坪単価での見積もりじゃなく、全ての材料をひらい出しての見積もりなので大変ですよ。

設計のスタッフには申し訳ありませんが、ほとんどの方が書き直しです。※最近そのまま実現する方が増えて来たのには少し驚いています。

そして、必要なものとそうでないものとを決めて予算に合った計画にしていきます。※多いときは７～８回ぐらい書き直します。

そして、本当の意味で　お客様の理想のプランが完成します。

最近は最後にエバーフィールドの決めた性能に達しているかをチェックします。※ゼロエネ基準で　UA値　0.5　です。

お客様の夢を形にする素晴らしい仕事ですが、　けっこう地味ですね・・・・・

・工　務　（工程管理・施工図・お引渡し）

お客様と一番接する機会が多い仕事です。

ほとんどの仕事が現場になりますが、工程管理をしっかりするためには事務所と現場が半々ぐらいが良いと思いますよ。

お客様と現場の職人さんの間で大変なことも多いのですが、完成したときの感動素晴らしいですよ。※何人ものお客様が感動で涙されました。

エバーフールドは内部造作家具等も多いので更に大変ですが、完成したときの感動は何倍にもなります。

そして、一番　エバーフィールドの家づくりが分かって、一番大きな感動を味わえる仕事ではないでしょうか。※お客様と一緒に涙ぐんでいた工務も多いです。

・大　工　さん

ここで一番お話ししたかった仕事です。

昔は最初から最後まで大工さんが現場にいて、工程の管理　材料の注文　お客様との打ち合わせ等々　全てを大工さんが行っていました。

しかし、分業制となった現在は職人さんの一人となっている工務店も多くお聞きします。・・・でも・・・それでは、大工さんの仕事に対する夢と希望がないのでは？？？

そして、自分の子供が「大工になりたい」と言っても、　社会保険はない、雇用保険はない、厚生年金もない、労災保険も充実していない、退職金もない、そして若いときには給料も安い、　親として歓迎して賛成できる仕事ではないと思いませんか？？？

そこで、JBN　が考えている　大工育成プロジェクト　です。

　・賃金を全国平均年収いじょうにする。

※特に若い大工さんの賃金を平均年収以上に。

・天候に左右されないような勤務状況にする。

※日当は高そうだけども、天候に左右されるため実態の月給は低いときもある。

・社会保険・雇用保険・厚生年金・退職金　をつける。

・大工さんは一番現場のことを知っているはずなので、工務が工程管理をやり　大工さんが現場管理をしてもらう。

※当社は、大工さんに現場管理手当てを考えています。

大工さんについては以上ですが、現場内は自分が管理しているんだと言うことで、昔のように大工さんを中心とした現場管理が出来ればと思います。

これがエバーフィールドの考える　家づくりに携わるスタッフの基本方針です。

建築業は厳しく大変な仕事です。　しかし、　その先には物作りにしかない感動と、夢があります。

若い人たち、また、子供さんをお持ちの親御さんたちが、安心、安定して働ける環境作りを行って行きますので、皆さんよろしくお願いします。

次回の更新は　８月　３日　月曜日　ＡＭ９：００　です。

楽しみにお待ちください.