こんにちは、井村です。
今回はアダムの家系図についての一節です。
まず、アベルが死んだ後、アダムとイブの間にSethという息子が生まれます、自分はセスと訳したいところですが、セトと訳されることもあるみたいです。セスの他にも何人か子供が生まれたみたいですが、詳細は省かれていて、セスから次の子孫に繋いでいきます。
ビックリするのは、セスが生まれた時、アダムは130才で930才まで生きたと書かれていることです。続く子孫達の詳細でもほとんどが800才越えしてます。最初は時間の単位が昔は違ったのかな?と思っていたんですが、後の時代になると徐々に人間の寿命が短くなっていくので不思議です。聖書の外典には天使が地上に降り、人間との間に子を作ったりする話もあるそうで、アダムも天使達と同位と考えれば人間と交わる度に血が薄まり、寿命が短くなっていった。なんて考え方も出来ます。
そしてアダムから数えて10代目にラメクが生まれ、ラメクからあの有名なノアが生まれます。ラメクは777才まで生きたそうです。
聖書には7が数多く登場します、7が吉数なのはこの為ですかね。その他にも、聖書には一族の人口や建物の寸法などかなり詳細な数が多く登場します。だいぶ前に聖書の暗号という本がヒットしたのを覚えてますか?この不必要に思える詳細さが暗号説を生み出したんじゃないかと個人的に思います。