熊本県伝統工芸館で、今、木の工芸展が
行われています。
熊本県は、県土の約6割が森林で、その半分が
人の手の入った人工林だそうで、全国平均よりも
高いそうです。
熊本の伝統的な木工品の産地には、
人吉・球磨地方と川尻地域が挙げられ、
人吉・球磨地方では、家具や建具、盆などが作られ
川尻地域では、桶作りが盛んに行われたそうです。
挽物としては、この様な組重箱もあり、
ろくろを使って、素材を回転させそれに
刃物を当てて、挽いて(削って)形をつくる
やり方のようです。
指物としては、この様な人吉家具があり、
かっこいいですね。
素材をものさしで正確に計り、木を組み合わせて
作ることから指物(さしもの)と呼ばれるそうです。
色々と勉強になりました。
気持ちのこもった作品は、
見ていて吸い寄せられそうで、
時間を忘れてしまいますね。
熊本県伝統工芸館には、屋根飾瓦細工の藤本さんの
作品もありました。
見ごたえありますね。
色々なところに出かけると、色々なものに
出会えて楽しいですね・・・。