西原村山西地区買取型災害公営住宅 落成式
おはようございます。
今回は、 西原村買取型災害公営住宅 山西地区落成式 の様子をお伝えします。
昨日、戸建木造災害公営住宅最大の団地(住戸45棟+集会所1棟)の西原村買取型災害公営住宅山西地区の落成式が行われました。
実は、この西原村山西地区は木造応急仮設住宅建設の時に建設は行われませんでしたが建設予定地として測量・下見に来た場所で、とてもこの様な団地が出来るとは思っていませんでした。
なんだか、運命みたいものと使命感がありました。
※着工前の様子です。
この場所に、大手建設会社でもなく、 熊本地場ゼネコンでもなく、 熊本の地場住宅ビルダーでもなく、 熊本の工務店と、熊本の業者さんと、熊本の若手建築家と、九州から駆けつけた大工さん の力で 木造戸建としては熊本地震災害公営住宅最大の団地を完成させました!!
いかがでしょうか・・・
実際にご覧になると、敷地の高低差がはっきり分かり ものすごく素晴らしい景観です。
ここに携わった 熊本若手建築家グループKulosのメンバーも常に現場で測量を行いながらの図面制作とても大変だったと思いますが、その努力がこの様な素晴らしい配置計画になったのだと思います。
今回の工事中には 西日本豪雨災害があり熊本も大きな災害はありませんでしたが工事中の崖が崩れる被害等がありましたし、その後の災害になるような猛暑の中に作業、熊本の為に地元の為にと集まっていただいた業者さんでなければ、完成は難しかったと思います。
そして、買取型災害公営住宅と言う事業を提案していただいた熊本県庁の方々、買取型の事業を採用していただいた西原村の方々の決断がなければ 何も始まりませんでした!!
本当に 携わっていただいた全ての方々に 感謝 です。
いろいろな思いの中、西原村長様、熊本県議会議員様、熊本県建築住宅局長様、西原村議会長様 に続き 事業者挨拶として、関わっていただいた皆様に感謝の言葉を述べさせていただきました。
※この様な挨拶は・・・何回やってもなれませんね・・・
工事の終わりは、被災された方々の新たなスタートでもあります。
式典終了後に皆さん住戸内を見学されていましたが、この猛暑の中での室内の快適さにとても驚かれていました。
でも、そのはずです。
今回の災害公営住宅は。
●安全=耐震等級3 ●省エネ・快適=断熱等級4、省エネ等級5 ●安心=断熱材まで自然素材 等々・・・熊本県が取り組んでいる 健康住宅です。
これからこの団地で生活をされる被災されて方々が、健康で希望のある毎日を過ごしていただければと思いみんなで作りました。
落成式おめでとうございます。
熊本の業者の力で 熊本の復興を。
く ま も と の 力 ‼
次回の更新を 楽しみにお待ちください。
おめでとうございます。このような素晴らしい建設に携われた事は大寄りです。球磨の大工